バイク事件

僕は、3人兄弟の次男です。
構成は、2歳年上の兄、自分、1歳年下の妹です。

その兄について少し触れておきます。

兄は中学校入ったときは180人中100番くらいでした。
しかし、母親のある行動をきっかけに努力を続け、
中学卒業時には学年3位以内に入るようになりました。
そして、県内公立高校No1の金沢泉丘高校に進学。
金沢泉丘高校では、最初真ん中ぐらいでした。
しかし、またもや努力を重ね、
学年10位以内に入る実力を身に着けました。

この学力向上に実は母親が関わっているのですが、
今回は少し別のお話。

この僕の兄ですが、一見優等生に思えるでしょうが
そんなことはありません。
高校生のころ兄は、バイクを乗り回していたのです。

もちろん高校の校則違反です。

しかし、うれしそうに楽しそうにバイクに乗って
夜な夜な走り回っていました。

僕にも、「いいぞバイクは!坂道でも楽勝だ!駅にもすぐ着くぞ」と。

しかし夜運転しているので、
宇ノ気の田んぼにつっこんで泥だらけで帰ってきたこともありました。

当時の僕たちの家は海のそばで、
駅に行き帰りには必ず砂丘を越えなければなりません。
そういう事情もあってか、兄は完全にバイクのとりこになっていました。

その当時母親は補導員の経験もあり、
警察の方々とも沢山の知り合いもいました。

そういう背景を理解したうえで、ケーススタディです。

あるとき、兄はバイクを夜だけではなく、昼も乗りたくなって母親に言いました。
「バイクのっていい?」
さてここで考えてください。
この言葉を聞いた母親は何と答えたでしょうか。

答えは・・・

まずは兄に、なぜバイクに乗りたいのかを聞いたそうです。
そして、バイクの危険性を伝えた上で、
それでも兄にバイクに乗りたい?と聞いたそうです。

兄はそれでも「乗りたい」と

それを聞いた母親は
「わかった!乗りたいならバイク乗ってもいいよ。ただし危険だから、
何かあったらいけないから後ろから走って追っかけていくよ。」
と言ったそうです

そして兄はバイクで走り出しました。
後ろから本当に母親が走って追いかけてくるのです。
しかし、人間の足とバイク。
バイクの兄と走っている母親の距離はだんだん広がっていきます。
兄は、いつまで追いかけてくるのだろうと思っていましたが、
あまりにも母親の本気の行動に、
そして苦しそうな母親を見て戻ってきました。

そしてそれ以降バイクを乗るのをやめたそうです。

この話を聞いたとき、僕はびっくりしました。

子供の好奇心に対して、ただ駄目だといって禁止しても逆効果です。
駄目と言われれば言われるほど、やってみたくなるのが子供心です。
その心を満たしつつ、しかも子供の身の安全をはかり、
そして自分でその行為を卒業させる。

子育ては大変ですが実に面白い。
考えさせられます

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。