
今回は石川県公立高校入試の合格基準についてのお知らせです。
結論から言いますと
公立高校入試での判定基準は
入試当日の試験の合計点(500点満点)(最大2科目2倍までの傾斜配点あり)
+
入試当日の面接・適性検査
+
各中学校の内申点
です。
これらを高校側が総合して判断することになります。
では具体的にみていきましょう。
試験科目について
学力検査
1日目に国語、理科及び外国語(英語)の 3教科、
2日目に社会及び数学の 2教科を実施する。
面接および適性検査
2日目にいずれか一つ又は両方を実施することができるものとする。
高校・学科名 | |
面接を行う高校 | 大聖寺実業 加賀 小松商業 小松工業 寺井 鶴来 松任 翠星 金沢辰巳丘 金沢商業 県立工業 金沢北稜 金沢向陽 内灘 津幡 羽咋工業 宝達 志賀 七尾東雲 田鶴浜 穴水 能登 門前 輪島 飯田 小松市立 金沢市立工業 |
適性検査を行う高校 | 鶴来:スポーツ科学 金沢辰巳丘:芸術 県立工業:工芸・デザイン 津幡:スポーツ健康科学 小松市立:芸術 |
点数配分について
傾斜配点
学校・ 学科(コース)ごとに実施できるものとする。
ただし、比重を高くできる教科は 2教科までとし、
比重をかける配点は 2倍を超えない範囲とする。
面接・適性検査・内申点の点数
成績一覧表による内申並びに高等学校において実施する
学力検査等の結果を資料とする。入学者の選抜は、調査書及び成績一覧表による内申と
学力検査の結果との相互関係等を十分考慮して審査する。なお、面接等を実施する学校にあっては、その結果も十分参考にする。
逆転現象
逆転現象とは、入試の5教科の合計点が合格最低点を
超えているにもかかわらず、不合格になるケースのことです。
これは、明らかに内申点が関わっていると思われます。
この内申点を加味していると思われる高校は、
金沢桜丘、金沢西、金沢錦丘などがあげられます。
ですので、これらの高校を受験される受験生は、
中学校の内申点をしっかり稼いでおきましょう。
ちなみに、金沢泉丘、金沢二水は内申点を
加味していないのではないかと思われます
その理由としては、過去に合格最低点で合格した塾生がいます。
その塾生は内申点は非常に悪かったのです。
中学校の生徒会長をすると内申点があがるの?
この質問は毎年されます。
あくまで個人的な判断ですが、加味されないと思います。
その理由としては
①高校は大学に行くための学校で、生徒会長をはじめとする
学力に関わらないところは意味がない。
②生徒会長をやっていた人が公立高校入試で失敗するケースが普通にある
③不公平である。
もし加味されるとすれば、推薦入試ではないでしょうか。
まとめ
公立高校入試での判定基準は
入試当日の試験の合計点(500点満点)(最大2科目2倍までの傾斜配点あり)
+
入試当日の面接・適性検査
+
各中学校の内申点
ですので、入試の英国数理社の5教科をしっかり取れるようにしておく。
内申点もしっかりとっておけばさらに安心ですね。
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