
生徒から、部活動を途中でやめたら内申点が下がりますか?
という質問をされることがあります。
この質問に対する回答を今回はシェアしていきましょう。
結論
結論から言いますと、
部活動を途中でやめても内申点には影響しない
と考えております。
厳密にいうと、石川県公立高校入試において
部活動が対象になるのは、内申点ではなく調査書
です。
調査書にも影響しない
と考えております
理由
その理由として
①高校での目的は、部活動は第一目的ではない。
高校は学習するところであって、
運動を第一目的とはしていない。
②調査書の書式にそもそも記入する欄がない。
これが一番納得できるかもしれません 笑
調査書の画像も載せておきましょう。
こちらの情報元はこちら
石川県のホームページからの情報です。
③生徒に不利な情報を中学校の先生が書くわけがない。
中学校の担当の先生は基本生徒の味方です。
先生とは生徒の未来を明るくするために存在するものである。
また、担当生徒の不合格が多いと先生自身の評価対象になりかねない
からです。
影響があるとすると
もし影響があるとすると、部活動をやめるときに
部活動の顧問の先生とわだかまりがあるケースです。
先生も人間ですので、部活動をやめるときにいざござがあれば
もちろん面白くありません。
その顧問の先生が、教科担当の先生の場合
内申点に響く可能性は否定できません。
ただ、そういうことは無いと信じたいです。
学習と部活動は全く別物で考える必要があり、
部活動の目的はあくまでの生徒のための活動です。
ですので、部活動が学習に支障をきたす状況は、
そもそもの目的から考えるとあり得ません。
個人的には部活動は継続してほしい
私個人といたしましては、部活動は継続してほしいと考えております。
その理由として、
①健全な精神は、健全な肉体に宿ると考えているからです。
心と体はつながっています。
②将来の健康のため。
年を取ると骨がもろくなります。
若いときに運動をすると骨密度が高くなり骨が丈夫になるからです。
③部活動から学ぶことは多い。
勝負事は一切負けないほうが良いと考えております。
部活動は体を動かすだけではなく頭も使います。
どうすれば勝てるのかを本気になって考えるチャンスなのです。
他塾から来た生徒で、
「学習のために部活動は早く敗退しなさい」
と前の塾で指導を受けたと聞くことがあります。
僕はこの考えは大嫌いです。
確かに勉強と部活動を天秤にかけると
勉強のほうが大切なのことは言うまでもありません。
しかし生徒が一生懸命頑張ってきたことに対して
否定しても良いことは何もない。
むしろ部活動を一生懸命最後まで頑張った生徒は、
高校入試でも考えて行動し最後まで根性を出して頑張ってくれます。
生徒の成功体験を積むために応援するのが教育者の務めと考えております。
ただ部活動を継続して、
重大な問題が起こり、
その問題をどうしても解決できない場合は、
しょうがないケースでは部活動を辞めることは否定できません。
すこし熱くなってしまいましたが、
悩んでいる生徒に少しでもお役に立てたら幸いです。
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