高1の1学期

同じ中学校から9人受験中1人不合格という

屈辱の高校入試の結果から、僕は大学入試で絶対巻き返すと誓う。

その気持ちで高校1年生の春休みは勉強に打ち込む。

無事入学式を終え、高校生活をスタートした。

 

僕の行くことになった私立高校は、入試の順位でクラス分けされることになっていた。

僕のクラスは14ホーム中13ホームだった。

僕は順位が良いほうなのか、そうではないのか不安だったが、

うわさでは数字が大きいほうが点数の良かった者のクラスらしかった。

クラスを見渡しても、並んでいる顔ではまったくわからない。

むしろ、公立入試に落ちてきている者特有の挫折の影を帯びていた。

 

そんな不安は、最初の担任の一言で吹き飛んだ。

あなたたちはできるほうのクラスだから、頑張るようにと。

ちょっとほっとした。

しかし、そうも思っていはいられなかった。

僕のライバルは、ここにいる人間ではない。

「公立高校入試で、合格していったあの8人だ」

そして「兄」が僕のライバルなのだ。

そう自分に言い聞かせた。

 

担任が

「明日、英語・数学・国語のテストがあるので勉強しておくように」

と。

範囲は中学校の習った範囲だと言う。

そして次の日、テストを受けた。

自分の出来としては、英語・国語はまずますで、

数学は満点の自信があった。

もうそのころには、クラスで数人友達もできていた。

その友達にも、テストの出来を聞かれ

「数学は満点の自信がある」と答えた。

 

数日後そのテスト結果が返ってきた。

 

国語・英語は予想より少し低かったが、想定内だった。

しかし絶対の自信があった数学で信じられないことが起こった。

100点を予想し、期待していたのに、

結果は50点位だった。

ありえないと思った。

そんなはずはないと思い、答案を見直してみた。

あっているはずの解答がすべてはねられた。

コメントは一言「途中計算を書くように!」と。

打ちのめされた。

友達にもどうだった?と聞かれたが、

「答えはあっていたけど、途中計算説明がなかったからやばかった」

と伝えた。

順位も600人中130番台だった。

屈辱だった。

 

その順意表を自宅の机に貼ることにした。

その悔しさを忘れないために・・・。

 

高校1年生の最悪のスタートだった。

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