
私立高校入試が近づいてくると
毎年質問されることは、
「私立入試の倍率は?」
「私立入試では内申点が必要ですか?」
といった私立入試の仕組みについてです。
今回は私立入試の仕組みについて情報をシェアしていきましょう。
募集定員について
私立高校も募集定員は存在します。
存在しますが、公立高校と違いその定員しかとらない
と言うことはありません。
その理由としましては
①私立高校は公立高校と違い生徒数が必要
②点を取っている生徒ならばぜひ欲しい
③大半の合格者は公立高校に流れてしまう
からです。
ですので、
受験生に対する定員はそれほど重要ではないのです。
合格者・不合格者
実際の数字をみていきましょう。
星稜高校の受験者数・合格者数・不合格者数一覧です。
合格者数は一定ではありません。
不合格者数は10人と同じですが、
たまたま同じ人数になっているだけでしょう。
合格基準
公立高校は定員でカットしています。
募集人数が400人の場合ですと、点数の上位400人目までが合格。
401番目の人は不合格となります。
では私立入試はどう合否判定しているのでしょうか?
私立高校は、定員ではなく点数でカットしています。
ですので、何人受験したかは重要ではなく、
何点取ったが重要になります。
また専願ですと、入試本番の点数に加え、
様々な加点要素が存在いたします。
例えば、
①専願での加点
②親兄弟がその学校の卒業生・または在校生
③検定(英検・漢検等)
④部活動の成績
などです。
しかしこれはあくまで専願の場合のみです。
公立高校や国立高校の併願ですと、
加点されませんのでご注意ください。
内申点は
私立高校入試に内申点は関係ありますか?
と質問もよくあります。
結論から言いますと、
入るかどうかは分からない
です。
内申点のことは公式にアナウンスされていませんので、
なんとも言えないです。
ですが、
内申点が入るかどうかどっちと判断してと言われますと
併願の場合ですとおそらく内心点は加味されない
と思います。
その理由としては
①内申点は不公平
中学校の内申点は中学校の先生によって評価方法がまちまち
②合格判定が複雑になる
からです。
まとめ
・入試本番の点数が重要
・専願のみ加点要素がある。
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